2011年11月09日
いきいき健康講座
みなべ町にある老人福祉施設「老人憩の家 二子の里」で開催された「いきいき健康講座」の取材
に行ってきました

この内容は、
①看護師による血圧測定・健康相談
②栄養サポート紀南の村上栄養士による栄養講座「食事バランスについて」

前日の食事を料理が描かれているカードから選び、栄養士さんが食事バランスチェックをして下さいます。

「食事バランスガイド」は、一日に「何を」 「どれだけ」食べたらよいかをコマの形で示したものです。何を食べたらよいのかは、5つのグループの料理に区分されます。
主食・・・毎日の生活のもとになる。(ごはん、パン、麺類)
副菜・・・体の調子をととのえる。(野菜、きのこ、いも、海藻料理)
主菜・・・体を作ってくれるもの。(肉、魚、卵、大豆料理)
牛乳・乳製品・・・カルシウムの供給源。
果物・・・ビタミンC、カリウムの供給源。
バランスよい食事と一言でいってもなかなか難しいのでこうやって一日食べた食事を振り返ってみることも大切ですね

昨日食べた食事を思い出しながら、『昨日はひじきを炊いたよ。』『最近スイカをたくさんもらって毎日食べてるの。』『家庭菜園で採れたなすやトマトがおいしよ。』『漁業を営んでいるから刺身が好きで刺身は毎日欠かしたことがない。』『孫においしいもを食べさせたい。』など色々なお話を伺いました
みなさん和やかな雰囲気で料理カードを選んだり待ち時間を過ごされていました

個々の栄養チェックを終えると栄養士さんから、それぞれの料理区分について説明がありました
『主食を多くとっている人は、よく動いていれば大丈夫ですが、糖尿病などに繋がるので、適量にしましょう。』
『副菜は、たくさん食べてもいいです。カリウムや食物繊維も豊富なことから、血圧、血糖、便秘などの調整をしてくれます。』
『主菜は、たんぱく質の多く含まれている食品は、脂肪も多く含まれている場合もあるので、とりすぎに気をつけましょう。』
『牛乳はコップ一杯で、一日に必要なカルシウム量の1/3とれます。おかずでカルシウムを摂ると小鉢2個分にあたります。骨粗しょう症予防のためにも、積極的にとりましょう。』
『果物は、糖分も多いため朝食べるのが一番おすすめ。にぎりこぶし1個分の量を目安に毎日食べましょう。』
『菓子・嗜好飲料は200kcalを目安に。最近は商品にカロリーが表示されています。100kcalを消費するには30分歩かないと行けないことを、頭において食べすぎに気をつけましょう。』
「食事バランスガイド」については「まるかじり和歌山」にも載せてます