2011年11月30日
巨峰のフォカッチャ
スタッフY子です
スタッフK子と「かわいい~!!」と盛り上がったレシピをご紹介します
巨峰のフォカッチャ

フォカッチャって
それは
イタリアで食べられているパンで、生地にオリーブオイルを混ぜ込み平らに伸ばして焼いたものです
<材料>1枚分
(A)薄力粉40g 砂糖40g ベーキングパウダー小さじ2 塩ひとつまみ 強力粉120g
巨峰20粒 グラニュー糖大さじ2 水80cc オリーブ油大さじ3 塩少々 ローズマリー適量
<作り方>
1.ぶどうを洗い、しっかり水気をとる。グラニュー糖を全体にまぶしておく。
2.(A)の材料をボウルに入れ、泡だて器でよく混ぜる。
3.水、オリーブ油大さじ2、塩を加えて混ぜ合わせ、手でよくねる。
4.3をひとまとめにし、オーブン用ペーパーを敷いた天板の上に薄くのばす。
5.4に1のぶどうをひとつずつ埋め込みオリーブ油大さじ1をハケで表面にぬ りローズマリーを刺す。
6.180℃のオーブンで30分焼く。
発酵いらずで、お手軽に作れちゃうレシピなのでぜひ作ってくださいね~
詳しいレシピは「まるかじり!和歌山」をご覧下さいませ
2011年11月29日
なんば焼き2 焼き上げ編
スタッフMR2です。
「なんば焼」の取材2日目、今回は、すり身、練り、成形、焼き上げです。
前日、冷蔵庫に寝かせた身を細かな目のミンサー(肉ひき器)ですり身にします。
すり身は、すり鉢に移され1時間半も練り続けます。

長く練ることで粘りが出るので、つなぎの澱粉は全く使用されていません。
この製法は3代目に当たる今の社長が長い年月をかけて開発されました。
長く練っても温度変化による変質が起きないように、このすり鉢は特注の石臼でできています。
酒、みりんなどで調味を終えたあと、味見をさせて下さいました
雪のように白くて柔らかなすり身をドキドキ
しながら口に運ぶと……
美味しい~!
滑らかでほんのりと甘くて、これが魚からできているなんて驚きです。
とても貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました!

生地は素早く正確に正方形の型へ詰めます。
見事なヘラさばきを、無言で見つめ続けます

真ん中を盛り上げているので、焼くとなんば焼き特有の日の丸模様になります。




焼き機に並べて約30分、きつね色に焼けたなんば焼きからほのかに湯気が立ち上ります。
型から出して冷ませば、なんば焼きの完成です
続いて、ごぼう巻きにとりかかります。
前日ゆでたごぼうを3等分にして手のひらに乗せ、すり身を詰めます。


真ん中に細めのごぼうを埋めて更にすり身を盛り、ごぼうで埋め尽くします。


その上から、別に取っておいたエソなどの皮を綺麗に巻きつけます。


それを焼き網の上に並べて、4面をこんがりと焼き付けます。
芝菊商店では煙にいぶされた香りを残すため、今も網焼きを続けていらっしゃいます。
皮から滴る脂がジュワッと煙を上げるたびにいい匂いが立ち込めて、我慢しきれずお腹が鳴ってしまいました

焼き上げたら特製のたれに10分ほど漬け込んで完成

焼きたてのなんば焼きを試食させて頂きました
とてもぷりぷりなのに、噛む時はサクッと音がします。
『このなぁ、こんにゃくみたいな歯ざわりが大事なんやで』と微笑んだ社長の言葉に、尽きることのない努力となんば焼きへの深い愛情を感じました。
お忙しい中、長時間にわたる取材へのご協力を頂きありがとうございました!
2011年11月28日
なんば焼き1 仕込み編
スタッフMR2です。
白浜町の芝菊商店さんへ、田辺・西牟婁地域に江戸時代から伝わる名産品「なんば焼」「ごぼう巻」の取材に行ってきました。
3代目店主の芝崎照男さんにお話を伺いました。

「なんば焼」は、一説にお殿様が江戸へ持っていくお土産にするため、魚の身をほぐして焼き固めたのが始まりと言われています。
県外出身者のめはりは「かまぼこ」と聞くと半月型の外側がピンク色のものを思い浮かべるのですが、こちらでは「なんば焼」も「かまぼこ」と呼ばれています。
原料はエソ(マエソ)を使用します。
前日の夕方に水揚げされたエソを早朝からさばき始めます。

6月の時期のエソは、脂が少なく旬から外れているのですが、『この時期だからこそ美味しく仕上げることにこだわりを持っている。』とのことです。
エソは、鱗を取り地下水で洗います。
魚を加工する際の水は、すべて天然水が使われていて『美味しいかまぼこには、美味しい水が大切です。』と芝崎さん。
熟練の包丁さばきで次々と頭が落とされ、内臓が取り除かれます。

再び水で洗い、中骨、身、皮の5枚におろします。
この皮はごぼう巻きに使うので、旨みを出すために少し厚めにそぎとります。


25年使い続けている包丁は研がれ続けて、今では三日月のようになっています

頭と内臓以外の部分を魚肉採取機にかけ、骨を取り除きます。
この機械が導入された昭和51年までは、スプーンで身をこそげていました。

小骨も取り除かれた身は水に2回さらします。
この時の水温は7.6度。
温度が高くなるとたんぱく質が変質して、弾力のない硬い「なんば焼」になるのだそうです。
何度も温度を測り、気を配りながら作業は続きます。

↑手前:2回目のさらし、奥:1回目のさらし。
水にさらすと血と生臭さが抜け、白くなって行きます。
さらしが終わった身は、圧搾機にかけて水気を切ります。

この工程も昔は手絞りで、ドンゴロスと言う布袋が使われていました。
身は冷蔵庫で、1日寝かせます。
その合間に、届いた新鮮なごぼうの下ごしらえに入ります。

それぞれが手作りした竹の定規を当てながらスパスパと切り、五右衛門風呂のようなお釜に並べます。

この釜は、鋳物ですが今はもう生産がなく、この釜で最後なのだそうです
『壊れたら次はステンレスやろなぁ』
長く続いてきた歴史の中で、こうして新しいものへと変わりながらも、「なんば焼」は今の姿を留めています。
ごぼうが柔らかくなるまで茹でたら、1日目の工程は終了です。
次回は、練りと成形そして焼き上げです
2011年11月25日
さつま芋のおやき
スタッフSです。
今日は先日スタッフY子とK子が試作した秋の味覚をご紹介します。
「さつまいものおやき」


牛乳 大さじ4
はちみつ 大さじ2
<作り方>
1.さつまいもをふかして、熱いうちに皮をむく。


2.ボウルに入れて、形が少し残る程度につぶす。
3.牛乳、はちみつ、片栗粉を入れ、全体をよく混ぜたら成形する。


好きな形にしたり、お気に入りの型で抜くと楽しいですよ

4.フライパンにバターをとかし、弱火でじっくり焼きます。

焼く前は粉っぽいですが、加熱すると見た目も鮮やかな黄色になります。
軽く焦げ目がつけば完成です!

最後の仕上げに塩をパラパラとふっていただきまーす
やさしい甘さの、もっちりした食感のおやきになりました。
詳しいレシピは「まるかじり!和歌山」をご覧下さいませ
2011年11月24日
串本の塩










2011年11月22日
日置川・養殖車エビ
スタッフMR2です
白浜町日置川(西牟婁郡)で、和歌山県内唯一であり日本最東端の「車エビの養殖」を行っている沖見晃久さんを訪ねました。

沖見さんが車えびの養殖を始められたのは20年前、ご両親が30年前に始めた養殖を継ぎました。今は奥様と二人三脚で協力しながら作業を進めています。

出荷は1日30~60kg、築地市場が休みの水曜日以外は毎日あるそうです。
池の水は清流で知られる日置川の河口の汽水域から水底付近の海水をくみ上げて利用しています。日々の作業の大きな部分を占めるのは池の清掃です。

消費者の安全・安心のため『もし病気が発生しても薬は使わない』方針で、病気が発生した池は水を抜いて天日干しで消毒するそうです。
沖見さんの車えびはとても活きがよく、築地市場で一番の値をつける優良品です。お店の生簀でも長生きするので評判が良いそうです。

車えびを養殖する過程に「間引き」があります。間引きしたえびは小さくて釣り餌などに買われるためとても安いのだそうです。

こんなエビが500kg~1tもあるので、これを商品化してもっと効率を良くできないかと模索されています。
沖見さんから、新たな取り組みとして、次のようなお話を伺いました。
『ヒロメとナマコの複合養殖を目指しています。』
『ナマコは、砂ごと有機物を食べるので、エビの糞や残り餌が溜まる底砂の浄化と商品化で一石二鳥になります。しかしナマコの幼体を生産していた試験場が宮城県にあり、今年発生した大震災で供給されなくなってしまいました。』
『今、新たなナマコの供給先を探していますが、なかなか見つからなくて困っています。』
また、ナマコの完全養殖(生簀内で産卵から育成を行うこと)を目指しているらしいのですが、ナマコの生態について詳しい方がいないので、研究している方を探しているそうです。
車えびを試食させて頂くと、ほんのり塩味とトロッとした甘さが口の中に広がって、ぷりぷりした歯ごたえが幸せな美味しさでした。

今回の取材は、日置川町商工会様のご紹介で実現できました。
また、沖見様には、お忙しい中、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
2011年11月21日
上富田・鮎の養殖
スタッフK子です。
上富田町(西牟婁郡)の富田川沿いにある熊野水産様を「鮎の養殖」の取材で訪問しました。
和歌山県の養殖あゆは生産量日本一(2008年)を誇ります。

こちらでは、毎年11~12月に約120万尾の稚鮎を仕入れて、地下水を汲み上げた養殖池で5~6ヶ月間かけて育てています。

養殖池にはきれいな地下水を常に流し込み、3つの水車で空気を送り込んで酸欠を防いでいます。
ひとつの池には多いもので8~10万尾、少ない池でも3万尾ほどが泳いでいます。
流れに逆らって、たくさんの鮎が群れて泳いでいました。
出荷先の多くは、東京の築地市場など県外ですが、和歌山県内の市場にも出荷されています。

今回の取材では、築地市場向けに約1200kgの出荷準備をされていました。
築地市場へは、午前0時までに届けないといけないらしく、正午までに作業を終わらせ出荷するそうです。
池からは、大きなホースを使ってポンプで吸い上げるので、魚体に傷がなくつやつやと綺麗でした。

鮎を重さで仕分けしたものを、手作業でパックにつめていました。

飼育を担当する従業員の方にお話を伺いました。
1日の仕事は?
1日4回、餌やり。基本的に餌を機械に入れタイマー設定で自動的に餌を与えますが、餌の食べ具合を見るために手動に切り替えて餌を与える場合もあります。
1日2回、死んだ魚をすくう。
出荷する鮎をホースで吸い上げる

池には大きな照明が設置されていますが?
これは鮎に季節をだまして卵を持たないように日照時間を長くしています。逆に卵を持たせたい時は照明を切り、需要のあるお盆過ぎに「子持ちアユ」として出荷します。
※鮎のメスは日の短くなる冬に卵ができるので、ライトで日照時間を長くして卵ができないようにしている

いちばん大変なところは?
出荷する時期までに、成魚にすることが一番大変です。冷水病になったりしますから。
いちばん嬉しいことは?
鮎がちゃんと大きく育って成長してくれること。
子供たちへのメッセージありますか?
興味をもってくれて、鮎を食べてほしいですけどね。
もっと川で遊んで欲しい。そしてアユに興味を持って貰いたい。
※鮎の養殖で問題となる冷水病は、下あごから出血しやがてあごが溶けて死んでしまう病気です。
この病気に対して必ず効く薬はないそうで、前年効いていも今年は効かないようなこともあるそうです。
鮎は養殖も天然もこれからがシーズンです。気候もよくなっていく季節、晴れたら川遊びをしてみませんか?
今回、出荷作業の忙しい中、ご協力をいただきまして誠にありがとうございました。
2011年11月18日
「地産地消」お料理教室
スタッフN子です。
田辺市商業協働組合・イルカ事業委員会主催の、託児サービス付きの「地産地消」お料理教室イベントを取材させていただきました
情報誌「ラカン」でお馴染みの(株)ラカンさんの企画で田辺商店街活性化(イルカカード普及活動)の一環の新たな試みとして、商店街と地元の主婦たちが、アイデアを出し合って実現したそうです。
場所は、田辺市内の「シータス」さん。
講師は、バンホーン・宏実さんと補佐にご主人のトッドさんです。
参加者は、イルカサポーター4名とそのお友達8名の12名


メニューは、①ブロッコリーと切り干し大根干し野菜のゴマ和え
②秋刀魚の梅味噌しそ巻き変わり竜田揚げ
③たたき甘酢ごぼうスティック揚げ
④和風だし
⑤かぼちゃの茶巾包みレンコンと鶏そぼろあんかけ
⑥具沢山秋根菜の麦味噌汁
旬の食材が盛りだくさんです。
また、この日使われた玄米ご飯は、ご主人のトッドさんが3日間発芽させた玄米を使用、おばあちゃんのお手製の麦味噌もありと、聞いてるだけで身体に優しそうです。日本人より日本的ですね

料理教室では、講師の宏実さんから
『ブロッコリーの芯は硬いですが、ここに栄養があります。皮をむいてスライスし使いましょう』
『さつまいもは皮にも栄養があるので皮はよく洗って皮ごと調理してください。』など、
廃棄物を出さず、食材の特徴や栄養を知り、干し野菜や乾燥ひじきの戻し汁を和え物の下味に使うなど、食材そのものの味を大切にしていました。


(私もついつい)魚は下処理したものを購入することが多いですよね。なかなかきれいに出来ないもので・・・
今回は秋刀魚を三枚におろすことから始めました。おろしながら、子どもたちに魚の姿身がどんな形かなども教えていきたものだと感じました。


ひと手間加える料理って、いいですね
さて、 「野菜たっぷりメニュー」の完成です


この「地産・地消 お料理教室」は今回を含めて3回行われるそうで、引続き取材させて頂く予定です。皆様、お楽しみに!
2011年11月17日
和歌山県食育推進研修会レポート
スタッフA子です。
河北コミュニティーセンター(和歌山市)で開催された「平成23年度和歌山県食育推進研修会」の参加報告です。

この研修会では、和歌山県食育推進表彰と講演、事例の発表がありました。
表彰式では、特に功績が顕著だった7団体、個人2名の表彰式が執り行われました。
表彰式のあと、食空間コーディネーターの松下久美子さんの講演がありました。

「食育から卓食へ」-今いちど、共食を考える-と題された講演は、食育基本法から始まり、なぜ国単位で食育をしなくてはならなくなったのか、家庭での問題、世の中の食の乱れなどを世代別にわかりやすく説明され、同じ食卓につきお互いに気持ちよく食事することの大切さを提案されました。
講演のあとは、表彰を受けた2団体の代表の方が、実際に取り組んでおられる活動内容や成果等の発表がありました
まず、紀の川市立東貴志保育所 所長の森上喜美代さんは、園児に野菜の栽培から調理などの体験や紀の川オリジナルの食育の歌『紀の川市ぷるぷる娘の歌』に振り付けしダンスするなど、具体的に子供たちが楽しみながら学べる工夫をされていました。
次に、栄養サポート紀南 代表の大更(おおふけ)元子さんが発表されました。大更先生には、私どもスタッフも日頃から大変お世話になっています。


大更さんは、小さな子供には楽しんでできるお手伝いを通して食の能力をつけさせたり、小学校高学年の子供たちには自分のお弁当を解体して3つの食品群にわけさせてみるなど、ユニークな取り組みをなさっています
地元の名産品である梅に焦点を置き、梅を活用した料理も紹介されていました
情熱あふれる食育談に、私も思わず真剣にメモをとっていました。
初めての研修会、とても意義深いものになり、今後の活動に生かしていきたいと思います。
2011年11月16日
第1回スイーツバトル in 和歌山
スタッフMです。
11月12日(土)、和歌山マリーナシティ内の「わかやまスイーツ&グルメフェスタ」会場で「わかやまポンチVSおかやまフルーツパフェライバル協定」調印式と「第1回スイーツバトル in 和歌山」が催されました。

和歌山県(わかやま)と岡山県(おかやま)は読みが一文字違いで、よく県名を聞き間違えられることがあります。
そんな和歌山県と岡山県は、西日本を代表する2大フルーツ王国なのをご存知でしたか?
この両県の全国わかやまポンチ協会と
フルーツパフェの街おかやま実行委員会が「果樹王国」同士の「ライバル協定」を結ぶ運びとなった事を記念して、和歌山は「わかやまポンチ」、岡山は「フルーツパフェ」で、スイーツバトル
実施が決まったそうです。
これは、両県産の果実のPR、消費拡大につながるようにするとともに「わかやまポンチ」と「おかやまフルーツパフェ」の認知度向上を狙ったものです。
当日は、秋晴れの行楽日和でした
調印に先立ち、全国わかやまポンチ協会の 田上義人 総裁、岡山商工会議所岡山食文化委員会の 赤木啓治 委員長からご挨拶とバトルに向けての「決意表明」がありました。
調印式があり
昼12時から「第1回スイーツバトル in 和歌山」の始まりです。
このバトルは、当日の販売個数を競うもので、わかやまポンチ・おかやまフルーツパフェ(共に500円)を購入した来場者が、投票用のスプーンを投票箱に入れます。
17時の終了時点で、数の多い方が勝者となります。
来場者にPRする、わかやまポンチ姫とおかやまフルーツパフェ姫。二人の手にはポンチとパフェが
ポンチストの我々も、早速「わかやまポンチ」を購入。美味しい。
以前、弊社を訪問していただいた、鮮魚の達人こと山根博信さんも「わかやまポンチ」を応援に駆けつけていらっしゃいました。

さて、勝負の結果ですが
開票の結果。。。得票数197対175のわずかな差で「おかやまフルーツパフェ」が勝利しました。

お互いの健闘を称えあったあと、全国わかやまポンチ協会の田上総裁は次回バトルでのリベンジを宣言されました。

場所柄、観光客も多く参加して、大盛況で終わったバトルでした。
今回のようなイベントを通じて、和歌山県産果実のブランド力向上、そして消費拡大につながるといいですね~
2011年11月15日
第2回 全国あゆ1 グルメグランプリ in 南紀ひきがわ
スタッフMR2です。
白浜町営 向平キャンプ場で開催された 「第2回 全国あゆ1グルメグランプリ in 南紀ひきがわ」 を取材させて頂きました。
この「全国あゆ1グルメグランプリ」は、各地からの出展者がこの日のために考案した「自信の一品!」の鮎料理でグランプリを競うというものです。
第2回目の今回は、県内外20ブースが競いました。
開始直後に雨 が降りましたが、その後は晴天に恵まれました。

審査に参加するには、会場受付で投票券(試食チケット500円分について1枚)を購入し、各ブースで試食(1皿100円~500円)して「一番おいしかった」と思ったチームの投票箱に投票券を入れます。試食タイムは、10時~13時。
得票結果は、
「あなたの町の商工会(日置川商工会)」の「あゆチョビパスタ」が第一位となりました。日置川の天然鮎を2ヶ月塩漬けし、オリーブオイルに漬け込み熟成させ出来上がった【あゆチョビ】を使用しています。
第二位は、「浜ちゃんうどん」の「鮎うどん」。鮎の甘露煮が入った贅沢な一品です。
第三位は、「神戸元町 東光」の「鮎ちまき蓮の葉包み」。こちらのブースは、開始直後から長蛇の列が出来ていました。
第四位は、「ファイヤーウーマン☆HIKIGAWA」の「鮎雑炊」。味噌仕立ての逸品です。
第五位は、「紀州弓矢八幡」の「鮎だし白(米)麺」。こちらは、米粉の麺を使ったラーメンです。米粉麺は、鮎との相性が良いようですね。
その他のブースも、それぞれ工夫を凝らしたレシピを考案されていました。
惜しくもグランプリに入らなかったものの、試食して「これは美味しい」と思う作品もあり、「多くの人の舌をうならすのは難しいものだな~」と感じました。そう言えば、「舌」という字は「千」に「口」と書きます、食はいつも奥深いですね~。
受賞チームの皆様、おめでとうございました!
2011年11月14日
「わかやまポンチ」PROJECT (2011年版)
スタッフMR2、新人スタッフのN子
です。
2011年版 みんなの「わかやまポンチ」PROJECT の試食イベントを取材させて頂きました。
このプロジェクトは、全国わかやまポンチ協会と和歌山県が取組を進めてきたご当地スイーツ「わかやまポンチ」を、頼もしい応援団 ”ポンチJr” とファミリーマートと一緒にコンビニスイーツとして開発するもので、2010年6月にスタートしました。
今回のプロジェクトの中心としてレシピを考案した ”ポンチJr” は、和歌山大学附属小学校4年A組の児童たちです。
詳しくは、こちら→和歌山県広報リレーブログ、
ファミリーマート
その前に「わかやまポンチって何?」 という方は、→ こちらをご覧下さい

冒頭、4年A組担任の梶本先生から、『これを機会に子供たちに「もっと和歌山を愛してほしい」と思っています』 とのお話がありました。

2011年6月から4Aの生徒30名が6チームに分かれてコンペを実施し、勝ち抜いた「SRAポンチ」をもとに商品化されたものです。
( ※SRAとは、S:酸味・爽やか、R:レア、A:甘い の略だそうです )

苦労の末に出来上がった「わかやまポンチ」だけにポンチJr全員の思いが込められた商品になりました。完成した商品が、子供たちの前に出されると『お~っ』と歓声が部屋中に

商品が一人一人に配られ、みんな上から下から、横からと観察したあとは、いざ試食です。

子供たちからは、『おいしい~』『さっぱりしてる
』『いろんな味が楽しめる
』『色がきれい
』『すっぱいところがおいしい
』『食べるのもったいない
』など、さまざまな感想が出ていました。
どんな人に食べてもらいたいか、子供たちに聞いたところ『いろんな人に食べてもらいたい』『和歌山以外の人に食べてもらいたい』
次に、子供たちが考えたポスターやCMのプレゼン発表が5つのチームからありました。

あるチームは、ポスターや自分たちでCMを考え、CM撮影の様子を実演したり。その他、お弁当との「セット売り企画」や、生徒によるギター演奏にあわせてコマーシャルソングを発表したり、ボケ満載の漫才あり。この頃のお子さん方の多才ぶりに圧倒されちゃいました。

それぞれのチームで、一生懸命考え休み時間を使って練習したそうです。
最後に発表したチームは、新たに「秋冬ポンチ」を考えてきて、使用食材の柿について、私たちの「まるかじり!和歌山 かわら版」を使った発表をしてくれていました。ありがとうございます。

それぞれのチームの発表を聞いていて、みんな和歌山が大好きだという事が伝わってきました。
そして、完成品がこちら


このポンチは、和歌山県産梅の甘露煮、八朔、キウイ、ジンジャーとすももの2種類のクラッシュゼリーをレアチーズの上にトッピングしたものです。
「わかやまポンチプロジェクト」第2弾の「わかやまポンチ」は、関西のファミリーマート店舗約1400店で2011年10月25日(火)から発売されています。
楽しみですね~。
2011年11月11日
柿みかんジャムはいかがですか?
スタッフSです。
いよいよ柿のおいしい季節になりました。
スタッフキャラは、いつも左手にみかんをもっていますが、もう片方に
柿を持ちたくなる今日この頃。

今回の取材先は、橋本市生活研究グループの皆様方。

11月13日(日)に開催される橋本市の秋のイベント「まっせ・はしもと」で試食用に配布する「柿ジャム」作りを取材させて頂きました。
「柿みかんジャム」、作り方はとてもカンタンです。
皮をむいて、切って、煮るの3ステップ!お子様と作るのにもピッタリです。



<材料>
富有柿
(皮、種をのぞいた正味) 1kg
みかん(外皮をむいて) 300g
砂糖 柿、みかんの20%
ブランデー 大さじ1
<作り方>
みかんは外皮をむいてうす皮の袋ごとザク切りに。
柿は皮をむいたら繊維にそって薄くスライス。
鍋に上記2つと1/2量の砂糖を加え、強火で焦げ付かないよう混ぜながら煮る。
煮あがったら中火に。残りの砂糖を加え、アクを取りながら手早く煮詰める。
仕上げにブランデーを入れる。
ポイントは熟した、かたい柿でつくること。
みかんを入れるとジャムにとろみがつきやすくなるそうです。(量はお好みで加減)
柿1kgに対してレモン1、2個をみかんの代わりに入れてもいいそうです。

柿は、カロチンやカリウム、ビタミンCなどが豊富に含まれているくだもの。
旬の安くて栄養たっぷりの美味しい時期にぜひ食べたいですね。
食べきれない分はジャムにして、消毒したビンに保存!
そうすると、一年中柿が楽しめるんですね~


試しにクラッカーにのせたり、パンにはさんでフルーツサンド風にしてもGOOD!
フレッシュでジューシィ!そのまま食べられる美味しさでした。
2011年11月11日
地デジ・データ放送、内容更新のご案内
スタッフMです。
本日、地デジ・データ放送の内容を更新いたしました。
レシピが秋レシピに切り替わっています。
トピックは、「わかやまポンチ 発表会」、レシピ「かつおにんにく漬け」「さばの香味焼き」が登場です
テレビ和歌山のデータ放送をご覧下さい。
放送の見方は、こちら→地デジ・データ放送のご案内
また、Webサイト「まるかじり!和歌山」でもご覧いただけます。
2011年11月10日
野菜を食べよう2011
スタッフMR2、Y子、K子です。
「野菜の日」の8月31日に京都同志社女子大学で「野菜を食べよう2011」シンポジウムが開催されました。

日本栄養士会が、平成20年度から展開している「野菜を食べよう~メタボ撲滅~」キャンペーンの一環です。女性を中心に約400名が参加しました。

『「良い」食を実践するために』をテーマに、2人の講師の方から講演がありました。
講演① 生活習慣病予防のための食品機能の活用-体を守るための賢い野菜の摂り方」 神奈川工科大学応用バイオ学部栄養生命科学科教授 饗場 直美
こちらは、健康日本21の目標「野菜の摂取量350g以上」の根拠、野菜を摂ることによる体への影響など科学的根拠に基づいての話でした。

講演②「パパッと簡単、やさい料理」 料理研究家・管理栄養士 村上 祥子
こちらは、電子レンジで簡単に作れる野菜料理の実演でした。
レンジで手軽においしくできるレシピに驚きでした
ご飯までレンジ美味しく炊けるんですよ

展示・体験コーナーもありました

体験コーナー「350gってどれくらい?」 では、1食分のサンプル料理を選んで、野菜量を確認します。

スタッフY子もチャレンジ





『野菜ってすごい!』と改めて感心ました
2011年11月09日
いきいき健康講座
みなべ町にある老人福祉施設「老人憩の家 二子の里」で開催された「いきいき健康講座」の取材
に行ってきました

この内容は、
①看護師による血圧測定・健康相談
②栄養サポート紀南の村上栄養士による栄養講座「食事バランスについて」

前日の食事を料理が描かれているカードから選び、栄養士さんが食事バランスチェックをして下さいます。

「食事バランスガイド」は、一日に「何を」 「どれだけ」食べたらよいかをコマの形で示したものです。何を食べたらよいのかは、5つのグループの料理に区分されます。
主食・・・毎日の生活のもとになる。(ごはん、パン、麺類)
副菜・・・体の調子をととのえる。(野菜、きのこ、いも、海藻料理)
主菜・・・体を作ってくれるもの。(肉、魚、卵、大豆料理)
牛乳・乳製品・・・カルシウムの供給源。
果物・・・ビタミンC、カリウムの供給源。
バランスよい食事と一言でいってもなかなか難しいのでこうやって一日食べた食事を振り返ってみることも大切ですね

昨日食べた食事を思い出しながら、『昨日はひじきを炊いたよ。』『最近スイカをたくさんもらって毎日食べてるの。』『家庭菜園で採れたなすやトマトがおいしよ。』『漁業を営んでいるから刺身が好きで刺身は毎日欠かしたことがない。』『孫においしいもを食べさせたい。』など色々なお話を伺いました
みなさん和やかな雰囲気で料理カードを選んだり待ち時間を過ごされていました

個々の栄養チェックを終えると栄養士さんから、それぞれの料理区分について説明がありました
『主食を多くとっている人は、よく動いていれば大丈夫ですが、糖尿病などに繋がるので、適量にしましょう。』
『副菜は、たくさん食べてもいいです。カリウムや食物繊維も豊富なことから、血圧、血糖、便秘などの調整をしてくれます。』
『主菜は、たんぱく質の多く含まれている食品は、脂肪も多く含まれている場合もあるので、とりすぎに気をつけましょう。』
『牛乳はコップ一杯で、一日に必要なカルシウム量の1/3とれます。おかずでカルシウムを摂ると小鉢2個分にあたります。骨粗しょう症予防のためにも、積極的にとりましょう。』
『果物は、糖分も多いため朝食べるのが一番おすすめ。にぎりこぶし1個分の量を目安に毎日食べましょう。』
『菓子・嗜好飲料は200kcalを目安に。最近は商品にカロリーが表示されています。100kcalを消費するには30分歩かないと行けないことを、頭において食べすぎに気をつけましょう。』
「食事バランスガイド」については「まるかじり和歌山」にも載せてます
2011年11月08日
地デジ・データ放送、内容更新のご案内
スタッフMです。
地デジ・データ放送の内容を更新しています。
トピックは、「わかやまポンチ 新作」、レシピ「ごぼうと栗のポタージュ」「もちもち柿パン」が登場です
テレビ和歌山のデータ放送をご覧下さい。
放送の見方は、こちら→地デジ・データ放送のご案内
また、Webサイト「まるかじり!和歌山」でもご覧いただけます。
2011年11月07日
銀杏入りレンコン饅頭
スタッフK子です。
美しく黄色に染まったイチョウの木の下に、ぎんなんが落ちているのを見かける季節ですね
本日ご紹介する、旬の食材銀杏とレンコンを使ったレシピはこちら
「銀杏入りレンコン饅頭」

レンコンをすりおろしレンジでチンするだけで、もっちりとした口当たりの饅頭に
そして、饅頭の中に銀杏を入れました 秋を感じられる一品です
詳しいレシピは「まるかじり!和歌山」をご覧下さい
2011年11月05日
はじめまして!

テレビ和歌山放送の地デジ・データ放送
