2012年03月30日
食育セミナー 『まるかじり!和歌山のくだもの』
スタッフA子です。
3月24日(土)株式会社エスアールアイ主催の「たのしい食育セミナー おいしく地産地消 『まるかじり!和歌山のくだもの』」を田辺市文里のガーデンホテルハナヨで開催いたしました。

このセミナーは、2/24、3/10と開催しました食育セミナーの最終回にあたります。
講師は、全国わかやまポンチ協会総裁の田上義人様(株式会社三八波 代表取締役)と、「秘書役」の大石崇様(和歌山県農林水産部食品流通課)をお迎えし、和歌山の果樹栽培の現状や過去からの経緯、これからの取り組みなどのお話をお聞きしました。

和歌山県の農業の主力である果樹栽培を、どう支えていくか、非常に考えさせられる内容でした。
講演の後半は、田上総裁のオリジナル「わかやまポンチ」の実演がありました。
最後にサイダーを入れて仕上げるシュワシュワ系のポンチの出来上がりです。

和歌山県産のくだものをたっぷり使い、すばやく飾り切りされ、盛り付けられる様は、たいへん素晴らしいものでした

実演後、参加者の皆さんにもオリジナル「わかやまポンチ」を体験していただきました。
皆さんでグラスにカットフルーツを盛り付けて、そして試食をしていただきました

参加者の方からは『わかやまポンチを食べるのは初めてだったが、簡単で楽しく、美味しかったのでぜひ家でも作ってみたい』とお声をかけてくださった方もいらっしゃいました


みなさんも是非、オリジナルの「わかやまポンチ」を作ってみてくださいね!
2012年03月29日
”くすのき” レポート11 餅つき編
スタッフA子です
「食育実践活動」の児童養護施設くすのきでの農業体験レポート10「植樹編」と並行して行われた料理体験「餅つき」編です。
私たちが到着すると、ステンレス製のかまどを使って、大釜でお湯を沸かしていました。これで、もち米を蒸していきます。

つく時にもち米が冷めないように杵と臼もお湯で温めておきます。
昔ながらのかまどで火を焚く姿に子供たちも珍しげに眺めていました。

今回も講師は、大塔生活研究グループの棚上モト子さんと愛瀬照代さんです。
地元の皆さんも多数参加されました。
当日用意された5升のもち米は、3回に分けてつきあげられました。
最初は大人の人にこねてもらって、まとまってきたところでペッッタンペッタン!
『次、替わって替わって!』『
順番やで!』と杵の順番が待ちきれない様子でした。
つきたてのお餅をみんなで丸め白餅にしていきました。

また、白餅につけるきな粉、あんこ、黒みつと、農園からひきたての大根おろしも用意しました。子供たちはみんな早く食べたそう!



いただきますの前に、並行して行われた植樹のお手入れのお話が、和歌山県西牟婁振興局企画産業課の北村技師からありました。
『植物は植えたらそれで終わりではありません。手入れをしてあげるのが大切です』と配られたプリントをみながら子供たちも聞いています。
数年後には、自分たちが育てた梅やみかんを収穫するのが楽しみですね~
お話のあとは、お待ちかねの昼食タイム。
みんな、楽しそうにお餅をほお張っていましたよ~!

2012年03月28日
”くすのき” レポート10 植樹編
スタッフMです。
「食育実践活動」の児童養護施設くすのきでの農業体験レポート10回目です。(前回レポート9「クレープ編」)
今回は、みかんと梅、じゃばらの苗木を植樹しました。
(並行して行った料理体験「お餅つき」は次回にレポートいたします。)

はじめに、和歌山県西牟婁振興局企画産業課の北村さんから、植樹を行う際の注意点を説明していただきました。

『苗木は、根元の部分を持つと木が苦しむんだよ~』
『持ち上げるときは、ちゃんと下を持ってくださいね。』

『穴を掘るのは、苗が入ってる入れ物より一回り大きく掘ります。そして、接木している部分に土がかぶらないように埋めてください。そうしないと接木の部分から根がでちゃいますよ~』
『植えた木には、水をやり過ぎないように。』
『動物たちに食べられないように気をつけてください』
畑では、大根・高菜・ほうれん草が大きくなっていて、収穫しました。

農薬は一切使っておらず、自然の恵みたっぷりです。
豊作ですね~
自分たちで、耕して、種を撒いて育てた野菜たちです。
きっと、おいしいよね~
2012年03月27日
”くすのき” レポート9 クレープ編
スタッフMです。
「食育実践活動」の「児童養護施設くすのき」での農業体験レポート9回目です。(前回レポート8は、こちら→「観察編」)
今回、くすのきの農園に子供たちと、みかんと梅の苗木を植える予定でしたが、あいにくの雨のために植樹は延期して、「フルーツ入り米粉クレープ調理体験」と座学「くだものを食べよう!」を行いました。
農園の畑では、野菜がスクスクと育ち始めています。
子供たちへの「座学」では、和歌山県西牟婁振興局企画産業課の北村技師から「くだものの種類」や「くだものを食べる大切さ」をクイズを交えてレクチャーしていただきました。子供たちは興味津々。



クイズでは、花を見てどんな果実
が何かを当てるのですが、普段果実は見慣れている私でも花は初めて見たものが多かったです。
特に、いちじくは実の中に花があって、私たちは花ごと食べていたなんて驚きました
みなさんもご存知でしたか
座学のあとは、みんなお待ちかねのクレープ作りです。
まずは、クレープにトッピングするくだものの皮をむいたり切り分けたりします。
みんな上手にできました
ホイップクリームは生クリームではなく豆乳を使っています。ヘルシ~

次に生地を焼いて~
生地に豆乳ホイップクリーム、好みの分量のくだものをのせて
完成です。

完成したらみんなで「いただきま~す」

おかわりは、生地がなくなるまで焼いて食べられます。順番を守ってますね。

中には、3回もおかわりした子もいました。
今回の実践活動では、子供たちにとって身近なくだものの話やくだものを使ったデザートを作ることで、「フルーツ王国わかやま」の魅力を体感してもらえました。
2012年03月18日
”くすのき” レポート8 観察編
スタッフMです。
「食育実践活動」の「児童養護施設くすのき」での農業体験レポート8回目です。
前回レポート6「再生編」でレポートした、そのごの畑の様子です。

ほうれん草、高菜の芽が出てきていますね~


こちらは、大根ですね~

そろそろ、間引きしないといけませんね。

今回は、施設スタッフの方が畑の様子を送ってくれましたが、これからは、子供たちにブログでレポートしてもらえるように準備をしていますので楽しみにしてくださいね~
2012年03月17日
”くすのき” レポート7 芋ほり&調理体験編
スタッフY子です
「児童養護施設くすのき」で前回レポート6の「再生編」と並行して行った、芋ほり
& 掘りたてのさつまいもを使った調理体験編です。
午前中は、みんなで芋掘りを行いました。
さつまいも畑↓ 芋ほり↓
皆さんに質問です。
さつま芋のイモは、茎でしょうか?根っこでしょうか?
根が太ったものが、さつまいもになるんですよ~
↓
子供たちは、土の中から掘り出されるイモ
・いも
・芋
に大興奮です
ちいさな芋から大きな芋まで、たくさん収穫することができました。

これは、まだまだ序の口。コンテナから溢れるほどの収穫がありました。
午後からは、掘りたてのお芋 を 子供たちと「おやき」にします
レシピの内容はこちら
子供たちから「何したらいいん?」との質問や、「僕がやりたーい」などの言葉が次から次へと飛んできます
「10分くらい蓋をして焼いてね」と伝えると、 時間片手に「まだ10分たってないから開けたらあかんでぇ」など、やる気満々です
あっという間に時間が過ぎて、
★かんせい★

いろんな形の「おやき」が出来ました。 ↑

さぁ、お待ちかねの試食タイムです。

すこしもっちりした食感とさつまいもの甘みのするおやき
野菜についての勉強もしました
先生は、「イート博士」こと農林水産省近畿農政局の山口さん

「ビタミンCって知ってる」
子どもたちと対話式で、野菜の栄養など色々と教えて下さいました
農作業に調理体験、そして座学を通じて、子どもたちそれぞれの感性で食に関心をもってもらえました。食育推進スタッフとして、本当にうれしいひとときでした
2012年03月15日
食育セミナー「まるかじり!和歌山のさかな」
スタッフK子です
3月10日(土)株式会社エスアールアイ主催の「おいしく地産地消!」をテーマとした第2回食育セミナー「まるかじり!和歌山のさかな」をガーデンホテルハナヨにて開催いたしました。

当日はお忙しい中、約60名の皆様にご参加いただきました。
講師には、「鮮魚の達人」協会代表として有名な山根博信さんをお招きしました

「鮮魚の達人」協会というのは、本当においしい魚をひとりでも多くの人に食べてもらいたいという思いから、全国各地の市場で日々魚を目利きし、買い付けている仲卸たち魚のエキスパートが集まって設立した協会です。
山根さんは、その代表を務められ、多数のメディアにも出演されている方です。

『魚の良し悪しを見分け、おいしい魚を家庭へ届けるお手伝いをしている』のだそうです。
セミナーの内容は、旬の魚のおいしい食べ方から、漁の方法・鮮魚流通の問題点まで多岐にわたり、参加者からの質問にも熱心にお応えいただきました。




参加された皆様から『大変中身の濃いセミナーだった。次回のセミナーも楽しみにしています。』とのご感想をいただけました。
次回は、3月24日(土)食育セミナー「まるかじり!和歌山のくだもの」を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
2012年03月13日
いただきます!和海地方の味交流会
スタッフMです。
3/7(水)マリーナシティわかやま館で開催された「いただきます!和海地方の味交流会~見直してみよう ふるさとの味~」(参加者は約100名)に伺いました。
この交流会は、和海地方生活研究グループ連絡協議会と和歌山県が主催の交流会、即売会、わかやまポンチ作り体験の3部構成となっています。

主催者の挨拶の後、交流会では、和歌山市生活研究グループ連絡協議会、海南市生活研究グループ連合会、生石加工グループ、和海地方生活研究グループ連絡協議会の各会が和海地方に伝わるお料理を出品し、お互いの料理をビュッフェスタイルで試食しあいました。

各会の出品料理は、次のようになっています。
和歌山市生活研究グループ連絡協議会

・簡単ひじきご飯
・鶏の塩チーズから揚げ
・福神漬け
・簡単さくら餅
海南市生活研究グループ連合会

・芋ご飯
・ささみの中華風サラダ
・里芋コロッケ
・みかん蒸しパン
生石加工グループ

・あぶり寿司
・しし肉のミルフィーユカツ
・カブの三輪漬け
・春のきみの満月
和海地方生活研究グループ連絡協議会

・豆ご飯
・サラダ感覚の漬け物白菜漬け
・ブルーベリージャム
・キウイジャム
即売会では、参加グループによる加工品等の即売会が行われました。
わかやまポンチ作り体験では、全国わかやまポンチ協会総裁の田上義人氏(株式会社三八波 代表取締役)が、わかやまポンチの取り組みや目的などがスライドで紹介されました。
『全国わかやまポンチ協会が平成21年7月に発足してから現在までに県内外45店舗が登録されています。』
『色々なメディア(TV、雑誌等)からの取材を受けるようになっていて、今年も和歌山大付属小学校とファミリーマートとの「わかやまポンチプロジェクト」を実施します。内容が年々レベルアップしています。』
『和歌山県は全国2位の果樹王国です。』
『県内外の人に、和歌山と言えば、わかやまポンチでしょ、和歌山へ行ったら、わかやまポンチを食べなきゃと言われるようにとりくんでします。』
『旅行業者のHISとタイアップして旅行客向けにホームページで紹介してもらったり、クーポンを発行しています。』
『昨年11月には、同じく果樹生産がな岡山県とフルーツライバル協定を結びました。第1回フルーツ対決では僅差で敗れはしましたが、両県ともに切磋琢磨して盛り上げていけそうです。』
『最近では、県オリジナルいちご「まりひめ」を使ったキャンペーンも行いました。』
『お蔭様で知名度は上がってきていますが、まだまだPR不足です。生産者、消費者がお互いに幸せになれるように頑張ります。』
わかやまポンチ作りでは、「春の楽しいわかやまポンチ」をテーマに田上総裁の実演の後、参加者が用意されたくだものやジャム、サイダーを使って自分だけのオリジナルポンチ作りに挑戦しました。

今回使われた果物(バナナを除く)と梅の甘露煮は、もちろん和歌山県産のものを使い、白玉団子や寒天でアクセントを出していました。
田上総裁からは『作り方に決まりは無いですが、楽しく作ってください。楽しんでいただくのが一番です。』

仕上げにブルーベリージャムにサイダーを注ぎ色華やかなポンチの完成です。
全体を通しての参加者の感想は

・いい経験をさせて頂きました。みなさんの料理も美味しかったです。
・とても美味しかった。わかやまポンチも初めて聞いたし1,000円で1日楽しめました。
・さばのあぶり寿司が美味しかったので3つも食べちゃいました。
・簡単な材料で作れるんだなあと感じた。
・和歌山の食材が改めて良いものだと感じた。
・今日68歳の誕生日祝いをしてもらった感じです。
・1月まで食品関係の会社にいたが和歌山にこんなに美味しいものがあったんだと再認識した。
・みなさんが作られた料理は、ほんとうに料理が好きな方が作ったんだなあと思わせるものが多かった。あぶり寿司が特に美味しくいただけました。
・交流会初参加です、ポンチもぜひ自宅で作りたいと思います。
・わかやまポンチは、初めて聞きました。是非作りたいです。
各会の皆さんが交流し刺激しあって、和歌山の食文化がいっそう向上していくといいですね~
2012年03月12日
”くすのき” レポート6 再生編
スタッフMです。
「食育実践活動」の「児童養護施設くすのき」での農業体験レポート6回目です。
前回のレポートで、野菜の種をまいていた畑が台風12号の影響で植えていた種や苗が流されてしまいました。畑の土も表面が流されて、石がゴロゴロしている状態です。

今回は、この畑を再生するためにくすのきの子供たちと職員さん、私たちスタッフが協力して作業を行いました。
まずは、石を取り除くために土をすべてふるいにかけます。
さすがに3回目ともなると段取りが見えてきていますので、子供たちも我々スタッフも作業を早く終わらせることができました。
出来上がった畝(うね)にさっそく、高菜、ほうれんそう、大根を植えました。

他にも白菜、にんにくを植える予定です。

今度こそ、収穫できると良いのですが
自然を相手にする農業の難しさを痛感しました。。。
次回は、当日並行して行われた芋掘りとおやき料理編です。
2012年03月11日
石垣小学校調理体験支援プログラム
スタッフN子です。
エスアールアイ食育推進部では、「調理体験学習支援プログラム」を行っています。
今回は有田川町立石垣小学校6年生のみなさんと、座学を交えながら調理体験学習を行いました。

今回の調理指導は、弊社食育推進部の管理栄養士K子 栄養士Y子
です。

調理内容は、和歌山県産のくだものと梅の甘露煮を使った食育推進部のオリジナル「わかやまポンチ」です。
材料の米粉は上富田町産、ポンカンは有田産、キウイフルーツは湯浅町産、いちごとみかんハチミツと卵は有田川町産と子供たちが住んでいる場所の近くで作られたものを使いました。



みんな上手にパンケーキを焼いていました。

そしてパンケーキを冷ましている間に・・・・
わかやまポンチ姫の登場です!!!

和歌山はフルーツ王国で、全国シェアが上位のものがたくさんあるという事を楽しいクイズ形式で教えていただきました。


後半は、フルーツのカットとアイスクリームを作って盛り付けです。

今回の班分けは、子供たちがくじ引きで決めたようでした。
その中に1つの班だけ、男の子3人と女の子1人という班がありました。
男の子たちはキウイフルーツのカットに苦戦していましたが、女の子が上手にカットしてくれていました。お家でもお手伝いしているんでしょうね。
さあ出来上がりです。

みんな上手に飾れました。
みんなの感想は、
『1日200gのくだものって、みかんだと2個って教えてもらったのでできそうって思いました。』
『梅の甘露煮っていがいにおいしかった』
『パンケーキがもちもちしてておいしかった』
『また家でも作ってみます』
『和歌山フルーツ王国だとはじめて知った』
『今日教えてもらったのを家族にも教えてあげようと思いました。』
などがありました。
みんなで作って、みんなで食べて、とっても楽しい時間を過ごせたと思います。
石垣小学校のみなさん、ありがとうございました。
2012年03月10日
食育セミナー『まるかじり!和歌山のやさい」
スタッフN子です。
2月25日(土)株式会社エスアールアイ主催の「たのしい食育セミナー おいしく地産地消『まるかじり!和歌山のやさい』」を田辺市文里のガーデンホテルハナヨで開催いたしました。


当日は、小雨模様の生憎の天気にもかかわらず、約40名の皆様においでいただきました。

講師の立野様は、和歌山市中央卸売り市場で60余年続く青果仲卸業の代表。主な業務は、飲食店向けの専門的な野菜の卸売とのこと。
メニュー提案なども含めてプロの料理人さんと日々真剣に野菜と向き合っておられるようです。最近では、生活者さんとの接点を求めて、直売店舗も出店中です。
「旬の野菜ってこんなに美しい!」食卓にもっともっと野菜を取り入れて欲しいとの思いを込めた活動をされている方です。
講演では、和歌山県産の布引だいこん・房付ミニトマト・うすいえんどう豆の実物を見ながらお話をしていただきました。

『布引だいこんは、癖がなく素直な味ですので、サラダ・煮物にピッタリ。薬味にはあさっり過ぎるかもしれませんね。』



『うすいえんどうは、一般的には高級品になります。和歌山ではよく玉子とじなどありますが、他県の人に言わせると「贅沢な食べ方だ~」と思われるようです。』近くで取れている野菜なので、これは意外に気づかなかった事でした。

『豆ご飯などを作る際に、うすいえんどうのサヤからも良いお出汁がでるので、サヤごと炊いたり、先にサヤごと茹でた汁で炊いたりを一度試してみてください。』
参加者の皆さんは、野菜ソムリエ立野先生の講演に聞き入ってました。

参加者の方からの質問にも、答えていただきました。

講師の立野先生のお話はとても聞きやすく、参加者の皆様方から『丁寧なお話方だったので良かった。』とのお言葉もいただきました。

90分の講演は、あっという間に終わってしまいました。
産地でしか味わえない野菜をおいしく食べたいですね。
参加いただいた皆さんには、講演でお話のあった内容に合わせた教材を立野先生が用意していただいていましたので持ち帰っていただきました。これで、自宅でも実践していただけると思います。
ご参加、有難うございました。
次回は、3月10日(土)食育セミナー『まるかじり!和歌山のさかな』を開催いたします。皆さんのご参加お待ちしております。
2012年03月08日
”くすのき” レポート5 郷土料理編その2
スタッフY子です。
”くすのき” レポート4 郷土料理編1からの続きです
できあがった、ちらし寿司(おまぜ、バラ寿司)を子供たちとパックに詰めていきます

次に、いんげんと錦糸卵を飾りつけます

そして、最後にトッピングするものは。。。
それは、金時豆煮ですちょっと珍しいですよね~
さあ、できあがり~

試食の前に、本日ご指導いただいた大塔生活研究グループの棚上さんからお寿司についての説明がありました。

『今回は、この地域の伝統料理ということでおまぜ(散らし寿司)を紹介しました。昔は大変なご馳走だったんですよ。たくさんの野菜や山菜にじゃこも入っています。じゃこには骨を丈夫にしてくれるカルシウムが入っているのでしっかり食べましょう。』
では、いただきまーす
みんな「おいしい、おいしい」と言って食べてくれ、おかわりしている子もいましたよ
食育スタッフ一同、 感激!
酢の酸味が少なく、具材にも味がしっかりしみ込んでいて、やさしい味がしたのが、人気の秘訣だったようです。

これは、金時豆のっていないバージョンです
子ども達は、目を輝かせながら調理に参加してくれました。良い経験になったかな~
子ども達に「次は、何作ってみたい」と聞くと
パイ・・クロワッサン・・・マドレーヌ・・・
なるほどなるほど
次回は、何をつくるかお楽しみで~す内緒~
2012年03月07日
”くすのき” レポート4 郷土料理編その1
スタッフY子です。
「児童養護施設くすのき」での「食育実践活動」レポートの4回目です。
N部長やスタッフMが、畑で種まき作業をしているのと並行して、スタッフY子とK子、MR2
の3人は、子供たちと郷土料理を作りました。
今回は、郷土料理の伝承活動に取り組まれている「大塔生活研究グループ」の棚上モト子さんら3名 にご指導をいただき、ちらし寿司(おまぜ・バラ寿司)を作りました
さあ、子供たちも一緒に調理開始です
具材の野菜や山菜は、棚上さんたちが地元で採れたものを下処理し持ってきて下さいました。
その具材をひとつひとつ丁寧に下準備していきます。
いんげんを切る

ごんぱち(いたどり)を切る

わらびを切る


山菜を長期保存するために手間隙かけて下処理をするのも生活の知恵ですね~
生活研究グループの方にタケノコの切り方を習っています

薄焼き玉子を切る

これは、わらび

煮物のいい香りが室内に広がります
今回、散らし寿司に使った具材は、ごぼう・にんじん・たけのこ・わらび・いたどり・ちりめんじゃこ・ちくわです。
これらの具材と、じゃこの入った酢飯を混ぜ合わせていきす

具材と酢飯が、混ぜ合わさりましたおいしそうです~

出来上がった、ちらし寿司(おまぜ・バラ寿司)を盛り付けていきます
トッピングには、錦糸卵、いんげんと「あるもの」を色よく飾りつけます。
さて、それは何だと思いますか
答えは、次回のお楽しみ
2012年03月01日
”くすのき” レポート3 種まき編
スタッフMです
「食育実践活動」の「児童養護施設くすのき」での農業体験レポート3回目です。
今回は、弊社からU社長とN部長以下食育スタッフ5名、総勢6名で、「農作業+郷土料理作り」の食育実践活動を行いました。
また、日頃から食育推進のご指導を頂いている和歌山県西牟婁振興局・農林水産省近畿農政局からも、それぞれお2人にもご参加いただきました。
郷土料理のかきまぜ(おまぜ、バラ寿司)についてはスタッフY子が別途レポートしますので、私スタッフMは農作業のレポートをします。
この日は、朝から晴天になり作業は熱中症に注意しながら行いました。

作業は、「くすのき」の子供たちに加えて地元の皆さんのご指導・ご協力で進めていきました。
前回の作業後、畑に雑草がたくさん生えており、まずこの雑草を取り除くことから作業を開始。
子供たちと一緒に雑草を引いていきます。
途中、紀伊民報の取材を受けている平松施設長とN部長です。

さらに前回作っていた畝(うね)が雨の影響で土が流れて低くなり、土の盛りなおしが必要となりました。

なかなか、種まきにはたどり着けません。自然相手の農作業って大変です。
今回、高菜の種、白菜の種、にんにく、ジャガイモを植えました。
初めての種まき。子供たちは地元の皆さんに種のまき方、植え方を教えてもらっていました。

町のほうでは、このような交流はなかなか実現できないですよね~
子供たちにも良い経験になったと思います。

水やりなどの日ごろの世話は、子供たちにお願いしました。
次回、行った際には、どこまで育っているのか楽しみです。
2012年02月29日
”くすのき” レポート2
スタッフY子です
レポート1に続き、「児童養護施設くすのき」での農業体験です
今回は、スタッフ に加えてN部長
も参加しました。

土をおこし石を取り除きながら畝(うね)を作っていきます
土を掘り起こせば掘り起こすほど石が出てきたり、粘土で掘り起こしに苦労したりと作業は難航する場面も
スタッフは、慣れない鍬使いではありますが、全員汗をかきながら作業を勧めて行きました

子供たちに大人気のトラクター

大自然の空気を吸いながら休憩もしつつ・・・

みんなの力で、畝(うね)に仕上げることができました
子供たちに畑で何を作りたいって聞くと「すいか」と「スイートコーン」
何が食べたいって聞くと「バーベーキューして肉食べたい」
夏ですな~
今から畑に植えるのは地元の方の話では冬に収穫できる菜っ葉ものや大根だそうです
さて、何を植えるのかな
2012年02月28日
"くすのき" レポート1
スタッフみんな ( )で、農作業を始めました。
「食育実践活動」の一環として、「児童養護施設くすのき」に於いて、
「五感に響く農業体験」プログラムを開始したためです。
「五感に響く農業体験」は、米作りや野菜作りといった農業体験を中心に、食に関する体験や座学を交えた、年間を通した学校地域での食育実践活動に対して、農林水産省近畿農政局が平成16年度から実施している食育プログラムです。
これから来年3月までの予定で、「児童養護施設くすのき」の子供たちと一緒に農作業体験の実践を行います。

土をおこす作業です

子供たちも一生懸命土をおこしたり、石を取り除いたりと頑張っていました

地元の方々の応援もあり作業はどんどん進んでいきます
私たちスタッフは、慣れない作業に四苦八苦しましたが、さすが地元の方々は畑の隅から土をおこし休憩することもなく作業を進められていました

今回農作業の大変さを身をもって体験
まだ土をおこしている段階ですが、これから種をまき、水をやり、育っていく作物を守っていくことがどれだけも大変なことか
食べ物の大切さをいうのは分かっていたつもりですが、以前よりその意識が高まっています
実際、体験して感じることは見たり聞いたりすることとは違ったことを学べるのですね
これから子供たちと一緒に私たちも食の大切さを実感していくことになりそうです
2012年02月22日
石垣小学校調理支援プログラム
スタッフN子です。
有田川町立石垣小学校6年生のみなさんと、座学を交えながら調理体験学習を行いました。

今回の調理指導は、弊社食育推進部の管理栄養士K子 栄養士Y子
です。

調理内容は、和歌山県産のくだものと梅の甘露煮を使った食育推進部のオリジナル「わかやまポンチ」です。
材料の米粉は上富田町産、ポンカンは有田産、キウイフルーツは湯浅町産、いちごとみかんハチミツと卵は有田川町産と子供たちが住んでいる場所の近くで作られたものを使いました。



みんな上手にパンケーキを焼いていました。

そしてパンケーキを冷ましている間に・・・・
わかやまポンチ姫の登場です!!!

和歌山はフルーツ王国で、全国シェアが上位のものがたくさんあるという事を楽しいクイズ形式で教えていただきました。


後半は、フルーツのカットとアイスクリームを作って盛り付けです。

今回の班分けは、子供たちがくじ引きで決めたようでした。
その中に1つの班だけ、男の子3人と女の子1人という班がありました。
男の子たちはキウイフルーツのカットに苦戦していましたが、女の子が上手にカットしてくれていました。お家でもお手伝いしているんでしょうね。
さあ出来上がりです。

みんな上手に飾れました。
みんなの感想は、
『1日200gのくだものって、みかんだと2個って教えてもらったのでできそうって思いました。』
『梅の甘露煮っていがいにおいしかった』
『パンケーキがもちもちしてておいしかった』
『また家でも作ってみます』
『和歌山フルーツ王国だとはじめて知った』
『今日教えてもらったのを家族にも教えてあげようと思いました。』
などがありました。
みんなで作って、みんなで食べて、とっても楽しい時間を過ごせたと思います。
石垣小学校のみなさん、ありがとうございました。
2012年02月16日
第2回親子料理教室 「梅創作料理」編
スタッフN子です。
2月12日(日)、田辺市民総合センター4階の料理実習室で「第2回親子料理教室-梅創作料理」を実施いたしました。
前回「冬休み親子料理教室-おせち作り」に続いて、今回のテーマは和歌山の特産物である「梅」を題材とした創作料理。
8組(保護者と小学生)が参加して下さいました。
講師は、栄養サポート紀南の管理栄養士 大更元子(おおふけもとこ)先生、村上保子(むらかみやすこ)先生のお二人です。

今回の梅創作メニューは、
梅の巻き寿司
キャベツの梅しゅうまい
サバのからあげ梅ソース
簡単すまし汁
ヨーグルトゼリー
詳しいレシピは、「まるかじり!和歌山」にも載せています。
今回使う材料は、

大更先生から料理の説明を受けた後に、4つの班に別れて調理に取り掛かりました。

ヨーグルトゼリーは、最初にみんなの分を2箇所で作り、冷蔵庫で冷やしておきました。

保護者の方はレシピを見ながら
子供たちも一緒に手伝っていました。
「包丁で切るのが楽しい~」って言ってましたよ。
巻き寿司の卵焼き担当は男の子

何度も焼いているうちに、だんだん上手になっていくのが分かります。
次は、巻き寿司にも挑戦です。

お母さんも「家ではなかなかやらせてないけど、今日は何でもできるのが楽しそう!」と言っていました。
みんなで、約2時間みっちり調理しました。

最後に8組それぞれ好みに盛り付けて完成です。

さあ、お楽しみの試食の始まりです『みなさん手を合わせてください~いただきます』

家や学校
とも違う場所で、自分たちで作った料理をみんなで食べるのっておいしいですね。
子供たちは
『今日はめっちゃ楽しかった~』
『魚切れたのがおもしろかった』
お母さんたちも
『SRIの料理教室、新しいお友達も出来て楽しい~』
『次のも予約したいんですが~』
と、大好評でした。
最後に大更先生から『今日は、大変良く出来ましたね~。特に男の子の活躍が凄かったです。おうちに帰ってもお手伝いしてくださいね』と、講評をいただきました。
第3回親子料理教室は、3月20日(火・祝日)に予定しています。
みなさんもご一緒に体験してみませんか
みなさんの参加お待ちしております。
2012年02月08日
富里小学校調理体験支援プログラム
スタッフK子 スタッフY子
スタッフMR2
です。
エスアールアイ食育推進部では、「調理体験学習支援プログラム」を行なっています。
今回は、田辺市立富里小学校、5、6年生のみなさんと、和歌山県の果物
について座学を交えながら調理体験を行ないました。
今回の調理指導は、管理栄養士のスタッフK子と栄養士のスタッフY子です
調理内容は、県産果物に梅の甘露煮を使った食育推進部のオリジナル「わかやまポンチ」です。
まずは、米粉ココアパンケーキを焼きます
米粉は、上富田で生産されたものを使ってます
米粉は、小麦粉と違いサラサラしているのでふるって使う手間がいらないんですよ
そこに、ココア・ベーキングパウダー・砂糖・ヨーグルト・卵を加え、生地を混ぜ合わせます
生地が混ざれば、ホットプレートで焼いていきます

みんな、生地を丸くきれいに焼けています
生地を冷まして、1cm角の大きさにカットしていきます。
みんな失敗しないように焼いたパンケーキを慎重にカットしています

パンケーキの生地が冷めるまでの時間を使って、「わかやまポンチ姫」こと和歌山県農林水産部食品流通課の谷口晴奈さんから「和歌山県の果物について」のレクチャーがありました
和歌山県では、たくさんの果物が収穫されていて、全国的にもシェアが上位のものが多いんですよ
身近に果物がある和歌山再認識しますね
生地が冷めたところで、調理の再開です
パンケーキを器に盛り、イチゴバナナアイスを盛り付け、果物をトッピングで完成です。

今回は、季節の果物に、いちご・キウイフルーツ・ぽんかんを使いました
各自、好きなように盛り付け、自分の作った「わかやまポンチ」の試食です

おいしい!!
生徒さんたちは、盛り付けるときから、テンションがあがっていました
自分たちで、調理したものを食べること、楽しさを感じてもらえた様子でした

試食のあと片付けが終わると、生徒さんたちから発表が
この調理支援プログラムの話があった日から、自分たちが普段どんな果物を食べているか調べてきてくれました
「みかんをもらうことが多く、みかんをよく食べます」
「朝、バナナを食べてエネルギー補給します」
「よく運動をするので、運動の後果物を食べます」
等、みんなしっかりと発表してくれました
時期的なものもあって、みかん等のかんきつ類を身近な人からもらって食べている生徒さんが多かったですね
この「調理体験プログラム」を受けることをきっかけに、普段食べている果物がどんなものがあるのかを調べてきてくれたことに、私たちも大変うれしく感じました
2012年01月23日
冬休み親子料理教室 「おせち料理作り」
スタッフN子です。
12月27日(平成23年)に田辺市民総合センター4階料理実習室にて、私たち株式会社エスアールアイ主催で「冬休み親子料理教室 - おせち作り 」を実施いたしました。
この親子料理教室は、食育パンフレット「まるかじり!和歌山 かわら版(冬号)」のおせち料理を題材とした小学生向けの調理体験学習プログラムです。

冬休みと言うことで保護者と小学生の10組に参加いただきました。
新聞、折込、Web「まるかじり!和歌山」、FMにて募集を行いましたが、短い期間の募集だったにもかかわらず、たくさんの方々からお問い合わせいただきました。
講師は、食育推進部がたびたびお世話になっております、栄養サポート紀南代表の管理栄養士 大更元子(おおふけもとこ)さんです。

サポートは、私たちスタッフY子K子
A子
MR2
です
そして、おせち料理のメニューは
七福なます
抹茶きんとん
松風焼き
田作り(ごまめ)
だて巻き
えびの柚子香煮
吸い物
こちらに詳しいレシピを載せています
最初に大更さんより、簡単な料理の説明を受けた後、6つの班に別れてそれぞれ違うメニューを作りました

班分けの料理内容です。
1班、4班は、七福なますと吸い物
2班、5班は、松風焼きとえびの柚子香煮
3班、6班は、田作りとだて巻きと抹茶きんとん
保護者の方はレシピを見ながら、真剣に
子供たちは、大更さんや保護者、私たちスタッフに教えてもらいながら、わいわい楽しそうに料理をしていました。

大根とニンジンの型抜きをしている子
ごまめを炒っている子

だて巻きの材料を混ぜている子
だて巻きを焼いている子

えびの背わたをとっている子
野菜を切っている子

さつま芋をこしている子
調味料を計っている子


子供たちは、普段家ではできない、いろんな料理に挑戦できたんじゃあないでしょうか。
大更さんの盛り付けの見本がこちらです。

みんなで手分けして出来上がった料理を、それぞれ家族一緒にお重と半月盆にたっぷり盛り付けました。

他にも大更さんが事前に用意していていただいた当日蒸し上げたお赤飯、3日間煮込んだ黒豆、なんば焼き、紅白かまぼこ、数の子も入れて完成です。

お赤飯と黒豆は、作り方を教えていただきました。
子供たちにとってお節料理は、食べるのが苦手な料理ばかりですが、自分たちで作ると何でも食べてみようという気持ちになるようですね。
みんな『おいしい~』と、たくさん食べてくれました
今回使用したお重と半月盆は、みなさんにお持ち帰りしていただきました。
子供たちが自宅で、本番のお節をこのお重に飾ったりしてくれるといいですね。
自宅でお子さんと料理をしたいと思っているみなさん、次回の親子料理教室に参加してみてはいかがでしょうか?
料理教室で一緒に習うことで親子のコミュニケーションがはかれて楽しいですよ。
皆さんのご参加お待ちしておりま~す