2011年12月15日
調理体験学習支援プログラム 生馬小学校編
スタッフN子です
上富田町立生馬小学校の5年生を対象に、生徒たちが育てて収穫したもち米を使った「鍋もち」の調理体験と、郷土料理についての座学を行いました。
講師は、大塔生活研究グループの棚上モト子さんと愛瀬照代さんのお二人です。


棚上さんから郷土の行事料理について、1月はお正月・七草、2月は節分など1年を通した行事の食事について、子供たちに話してくださいました。
以前私たちが取材した、「ぼうり」(
その1、
その2、
その3)についてもお話してくださいました
今回の調理体験メニューは、鍋もち(白餅、ヨモギ餅)・お雑煮・冷奴です
鍋もち作りには、これを使ってお餅をつきます

炊き上がったもち米をヨモギ餅と白餅用の二つに分けて、生徒たちが順番に、協力してつきました
出来上がるまで、意外に時間がかかるので、ばててしまう生徒もいました


手にいっぱいのあんこ、でも楽しそう


ヨモギ餅は、あんこを入れて完成

白餅は、お雑煮に入れて完成

豆腐は、生徒たちが手の上で切り分けました

そばで見ている方が、手を切らないかドキドキします。
でも生徒たちは、意外と簡単そうにこなしていました
ショウガとネギ、かつお節をかけて冷奴の完成

試食が始まり、食育推進部オリジナルの「わかやまポンチ」試食も交えて、和歌山の果物について勉強してもらいました。
講師として わかやまポンチ姫 こと和歌山県農林水産部食品流通課 主事 谷口晴奈様の登場で、生徒たちも大喜び

ポンチ姫から、座学「和歌山のくだものについて学ぼう!」、くだものクイズやフルーツ王国和歌山についてお話をしていただきました


ポンチ姫は、生徒たちから『サインちょうだい』『かわいい』って、大人気でした。
ポンチ姫、本当にかわいかったです
こちらが、食育推進部オリジナルの「わかやまポンチ」です

みんな和歌山県産のくだものを、たっぷりいただき大満足のようでした
後日、調理実習の感想が届きましたので1部を紹介しますね
『和歌山がフルーツ王国なのを初めて知りました』
『いろいろな料理を教えてくれて有難う』
『おみそ汁のだしがカツオ節だったのが、びっくりした』
『おみそ汁にお餅を入れるといいにおいがしました』
『今日は初めての事がいっぱいで、楽しかったです』
と、生徒たちの心に残った授業になったようです
みんなお家でも作ってくれるといいなぁ