2011年12月26日
調理体験学習支援プログラム 2 白浜第一小学校
スタッフSです。
こちらのブログでもたびたび紹介していますが、エスアールアイ食育推進部の「食育推進と実践」業務の一つに「調理体験学習支援プログラム」というのがありまして、いろいろな学校へ伺って学校での食育活動をお手伝いしています。


その一環で、白浜第一小学校5年生の調理実習にお邪魔しました。
今回は「お米からご飯への変化を体験する」「いろいろなだしの違いを知る」が主なテーマです。

指導は我らが食育栄養スタッフ、K子 と、Y子
。


はじめにお米の研ぎ方や水加減などを実演し、さっそく生徒さんにも取りかかってもらいます。皆さんなかなかいい手つきです。


生徒さんは炊飯器を使いましたが、先生の方はガラス鍋で炊飯します。沸騰して、お米がご飯へと変化していく様子が観察できるので、「鍋の中が見えて面白~い!」とみんな興味津々。



続いては、だしについてです。「かつおだし」「昆布だし」の取り方の実演を見ながら「いいにお~い」という声も上がりました。
「いりこだし」は生徒たちでつくります。みんなで煮干の頭とはらわたを丁寧に取って下処理は完了。水につけてしばらく置きます。

待ち時間を利用して「お米について」お話しをしてくださったのは、近畿農政局和歌山地域センターの大家哲也さん。資料を見ながら日本の主食であるお米の特徴について学びました。



お米が炊けるまでの間、さっきのいりこ入りの鍋に火を入れ、だしをとりながら具材を食べやすい大きさにカットしていきます。K子先生が「ネコの手みたいにして切るといいよ」とアドバイスすると「豆腐はこのくらいの大きさ?」と手分けして相談しながら、調理が進みます。


具材が煮えたらお味噌を投入!!「うわっ、うまっ」とお味見役の歓声も聞こえてきました。「とけたらネギを入れてね~」とY子先生の合図でいよいよ完成!ランチルームに移動しての試食&給食タイムです。

ここで、給食準備を待つ間に「だし味くらべ」です!先ほど先生が用意した「かつおだし」「昆布だし」ですが…皆さん味付けナシのだし汁にビックリの様子。圧倒的に人気だったのは「かつおだし」でした。


今回は調理実習で作ったご飯とおみそ汁に、給食の主菜と副菜がつけられ、デザートには我が食育推進部のオリジナル「わかやまポンチ」もプラス!!
「おみそ汁美味しいねぇ!」と同じテーブルの生徒に伝えると、とっても嬉しそうな顔をしてくれたのが印象的でした。
デザートタイムに座学の講師をしていただいたのは、西牟婁振興局地域振興部企画産業課の北村祐人さん。クイズをまじえて楽しく「和歌山のくだものについて」教えていただきました。
ちなみに、この日の当社オリジナル「わかやまポンチ」は、こちら!

梅の甘露煮にいちご、柿、キウイフルーツが、タピオカ入りココナッツミルクの中に入っています。 おいしいですよ~
やっぱり自分たちでダシからつくったおみそ汁は美味しい!
ごはんも上手に炊けました。
白浜第一小のみなさん、
また、おうちでも作ってみてくださいね。